晩秋のハンモック野営 ~それぞれの朝~
ハンモックで快眠、ただそれだけに全力だった
ハンモックは夏は涼しいけれどその反面
気温が下がると背中がすこぶる寒い
マットなしで地べたで寝るより酷いかもしれない
アンダーブランケットは冬のハンモックを快適にしてくれるけれど
化繊の冬用シュラフくらいのボリュームだ
カーサイドなら気兼ねなく持ってこれる
のんびり設営し薪拾い
ハンモックに腰かけて目前の小川を眺める
どこか懐かしいような、原風景というのだろうか
ゆっくりとビールを飲み干した
今日はおでんにキノコと鶏の炊き込みご飯
火にかけたら終わりなメニュー
ダウンロードしてきた映画を観ながら
ハンモックに揺られよう
アンダーブランケットにサーマレストのインフレーターマット
冬用のダウンシュラフ
自宅で寝るより暖かく
朝まで寒さで起きることはなかった
幻想的な朝だった
特別な絶景があるわけではないけれど
自然が織りなす表情は息をのむ美しさだった
あれ、見たことある赤い車に
バズーカー砲みたいなレンズで激写してるのって(笑)
やっぱり会える気がしてたんだよね♪
「おはようございまーす♪」
「おはようございます、あれ?トモちゃん!」
野営地での嬉しい出会い
ブログ友達の一輪駆動さんだ
兄貴はいつもの明るい笑顔だった
もう心配いらないね♪色々話したいこともあったけど
野暮だよね
昨日の残りで簡単に朝食を済ませたら
焚火をしながらのんびり撤収しよう
時間に縛られない野営地の特権だ
身も心も自由でいられる
さ、兄貴のサイトに遊びに行ったら帰ろうかな
次回は飲みましょうと約束して野営地を後にした
やたらと青い空が眩しかった
【完】
関連記事