新緑の奥秋テント村~焚火と酒と煙草~
正月のキャンプからお預けだった念願の焚火酒
終わってしまった冬を探しにとっくに冬季休業も明けていた
大好きな場所へ…
雨の多い週だったけれど出撃日は晴れ予報
久しぶりのキャンプは是非地べたで寝たい
タープ泊一択だった
やっぱり気持ちいい…
川の音がまた心地よい
下草はまだ生えきらず
所々に土が顔を覗かせている
そう、冬の名残を感じた
久しぶりのキャンプ
求めたのは焚火と酒と煙草
何もしない贅沢を満喫しよう
遅い昼食か、はたまた早い夕食か
買ってきた焼き鳥を温めて食べる
外で食べるとやたらと美味い…
差し入れて頂いた肉厚の椎茸
焚火で焼いてちょっと醤油をかけて
とっても美味しかった!ごちそうさまでした♪
社長の人柄もここに通う大きな理由の一つ
不完全燃焼だった冬キャンプ
今回はおでんに日本酒
気温も下がってきて吐く息も白い…
冬を取り戻した瞬間だった
ぐっと気温も下がり
たまらずA4君に出動してもらう
そうそう、この感じ
最高だ…
ただただ焚火をして酒を飲み紫煙を吐く
待ち望んだ時間がそこにあった
薪が先か酒が先か
どうやら酒が先に尽きたようだった
さあ、固い地べたで眠ろう
壁のないタープ泊は意外とうるさい
風の音や川の音、虫や動物の声
家で寝る時とは全く違う
子守唄のように心地よい…
明るくなり目が覚める
味気ない携帯のアラームなんかではなく
起きて最初に聞こえてくるのは鳥のさえずり
なんて清々しい…
さあ、一服したらコーヒーを飲もうか
ゆっくり朝食を食べたら
ボチボチ撤収しよう
冬は終わってしまっていた
日が射してポカポカとした中で
車にバックパックを積込みながらそう確信した
【完】
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